140625 TREE OF OOKUWA
2014-06-26
こんばんは。
いつもナイスポチありがとうございます。
2014年6月25日 樹液ウロ採集
本日は、かつて、昔、オオクワの採れた木に行ってみました。
その木は、友人が10数年前にオオクワを採った木です。友人は、現在採集に飽きており、数年前に私に教えてくれました。数年間通っていますが、オオクワは採れていません。いつもヒラタばかり入っています。
しかし、かつて採れた木でも、私は大好きです。その雰囲気は、何か他の木と違うものがあります。「ここにオオがいたのかあ」などと、当時の様子を勝手に思い描いたりして、楽しみます。
採れた木たちをよく観察していると、次のような感じです。個人的な印象。
①大木である。クヌギであれば、赤っぽい樹皮である。
②樹液が多量に勢いよく出ている。樹液の質も甘く、カブトが好む樹液である。
③複雑な洞がある。入り口だけでなく、出口もいくつかある。
④森の一番良い条件のところにある。日当たり、風通しなど。
いわゆるとても、ぜいたくな木につくような気がします。つまりオオは、神経質なくせにとてもわがままだと思います(笑)。
では、行ってみます。
その前に、道中、何本か、樹液木をチェックします。
ニレの大木
ここにいたのは、何と越冬個体!
この新成虫のラッシュ時期に、珍しい。顎がなくかわいそう。そっと戻します。
クヌギの洞
コクワが追い出されています。果たして主は?
64upでした。
さて、かつてのオオクワの木に到着です。
大木ではありませんが、洞がいたるところにあり、ヒラタマンションと化しています。下草も生い茂り、かつてより条件は悪くなっていると思われます。
それでも、樹液の量は半端なく出ており、勢いを感じます。5月から樹液が出ています。
この木の最大の洞がこれです。↓
横25cm、縦10cmもある、大きな洞です。奥が深く、たくさん部屋があり、複雑です。裏にも洞があり、それとつながっています。
ヒラタの大型がいるとしたら、この洞です。
本日はどうでしょう?
いました!!
とてもデカいです!
20分ぐらい格闘する。
逃げ道などをふさぐため、ひっかき棒を3本使い、ピンセットも2本使いました。
何とか抜き出しました!
うーん、70近いが、どうかな?
とてもかっこいい個体でした。新成虫!!足のとげが痛いです(泣)。
今は、オオは採れないとわかっていても、かつて採れた木に行くのは、ドキドキ、ワクワクしますね。
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