wild okuwa の クワガタ樹液採集メモ

クワガタの樹液採集が大好きです。特に、オオクワガタ、ヒラタクワガタ です。クヌギやニレの大木の洞に潜むクワガタを狙っています。材割はしません。クワガタは、ほとんどキャッチ&リリースです。メスを捕獲することもありません。自然の姿を見るだけで癒されます。

130925 SYNDROME

こんばんは。
いつもありがとうございます。

さて、本日は、2013年にアップしたブログの再掲載です。


本日のBGM↓



(2013年9月25日投稿分)
こんばんは。
9月25日の樹液洞採集です。
 
クワバカがかかる病気にはいろいろありますね(笑)。
「気になる木症候群」- 運転中でも木が気になるなど
「黒虫病」-黒い虫は、錯覚してクワガタと思ってしまう。
「道具代用症候群」-お店に行けば、これは、採集道具に使えないか、つい考えてしまう。
「夢見症」-オオクワをとる夢を頻回に見る。
などなど。
 
今日は、散歩道さん命名の、「採れるまで症候群」について。
 広義の意味では、本命が採れるまで通う ということですが、狭義には、逃したクワガタを採るまで通うという意味になります(勝手に定義)
 ウロで、採り逃がしたクワガタが気になり、何度もその木に通うことありませんか?
 「あれは、絶対7cm超えていた!」とか「あれは、オオだったに違いない!」と思いますよね。
 「逃がした魚は大きい」と同じで、ウロでのサイズや、逃がしたサイズは、実際より大きくみえますね。
そのような時、採れるまで、クワバカは同じ木に通いますね。素人や悪質な採集者は、ウロを破壊したり、煙幕いれたり、強引に採ろうとしますが、残念ですね。
 
「採れるまで症候群」
  軽症ー2-3回行っても採れないなら、あきらめる。
 中等度ー10回以上、同じ木に行く。
  重症ーいつも毎日逃したクワガタのことを考え、採れるまで、とことん通う。 
 もちろん、これは、ウロが複雑で採る難易度が高いほど、重症度が進行していきます。
 簡単にとれれば、軽症ですみますね。
 
さて、家から一番近いポイントでの話です。
家から7分くらい行ったところにポイントがあるため、仕事帰りや買い物帰りに気軽に寄れるところです。
9月4日の採集記に載せた木です。クヌギの大木で、洞のあるほれぼれする木です。この木を見つけたのは、3年前くらいです。「灯台下暗し」はこのことですね。こんな近場に、良い木があるなんて気づきませんでした。
近所も開拓してみるもんですね。
 
9月4日に採集記にのせたように、この近所ポイントで、65.65mmのデカヒラタが採れました。
 
その後、9月9日に洞を覗いてみると、再び、デカヒラタの影がありました。
もう新成虫が入ったの?と疑問に思いました。この洞は、2mくらいのところにあり、複雑で、入り口は、小さく、中は広い構造になっています。まさか、2匹、この広いに洞にいたのかなとも思ったくらいです。
 
この洞の断面図です。
 


 
B地点にいるデカヒラタを抑えることはできても、入り口まで、手繰り寄せることができません。
途中で、ピンセットから外れて、C地点に落下してしまいます。


9月9日に、トライしましたが、案の状落下しました。入り口は狭く、視界が悪いので、思うようにいきません。
この後、採集できるまで、多くの日数を要するとは、思ってもみませんでした。リベンジ採集の繰り返しとなりました。




9月10日。この日はいませんでした。どこを探しても姿は見えず、奥の奥か見えないところにいるのでしょう。


 

 
9月11日。この日は、いました!B地点で樹液を吸っています。しかもメスと交尾中です。ピンセットで押さえます!しかし、そこからが、ふんばりが強く、動きません。手繰り寄せることもできません。持久戦になります。少しずつ、たぐりよせようとします。その時、スルッと外れました。C地点に落下です(泣)


 
 
9月12日。この日は、姿はありません。どこにもいませんでした。また見えない所にいるのでしょう。


 
 
9月18日。やはり、B地点で樹液を吸っています。今日は、ピンセットで押さえ、マジックハンドのような器具でつかむ計画です。
まず、押さえました。踏ん張るどころか、後ろにあとずさりしようとします。すごい力です。
マジックハンドのような器具を入れようとした瞬間、すり抜けて、落下です(泣)


 
9月20日。一度触れると、次の日はいないということが分かったきたので、1日あけました。
この日は、やはり、B地点にいました。オオクワでは、考えらないことですね。オオは一度触れると出てきませんものね。
何とか入口近くまで引き寄せたのですが、ピンセットから外れました(泣泣)。後ろに下がっていきました。


 
9月25日。5日空けました。
今日も、B地点にいました。ピンセットで抑えます。そして、今日は、もう1本、引っかけ棒で、ひっかけます。
そしてゆっくり、入口に手繰り寄せます。ゆっくり、ゆっくりと。


 
よし、大あごが見えてきました!


 
もう少し!


 
ここまで、来れば、あとは指を挟ませて採ります。

 
何とか、とり出しました。




 
 
65.10mm


 


 
ワイルドって感じですね。傷や、泥がたくさんついています。


 
 
結局、見つけて以来、この木に、8回通ったことになります。
「採れるまで症候群」治癒です。
 
しかし。本日 9月27日、見つけた別の木のウロに、大あごが見えてしましました。おそらく大型です。
 
スズメバチが多くて近づけませんでした。
 
また「採れるまで症候群」の病気が再発しそうです(笑)。

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