161015 KUTUWAMUSI
2016-10-15
こんばんは。
前回記事にナイスポチありがとうございます。
さて、秋になり気温も下がり、新規開拓の季節になってきましたね。
新規開拓の時、草原を歩いたり、藪漕ぎもするのですが、その時、多くのキリギリス系のバッタに遭遇しますね。
秋の夜長を鳴き虫の声を聴いて過ごすのはいかがでしょうか?
昔から日本人には、虫の声を楽しむ文化がありましたね。
万葉集にも出てくるそうです。
1552: 夕月夜心もしのに白露の置くこの庭にこほろぎ鳴くも
2158: 秋風の寒く吹くなへ我が宿の浅茅が本にこほろぎ鳴くも
などです。こほろぎは、秋の虫の総称のようです。
江戸時代になると、虫売りがいて、豪商や武士が虫かごに鳴き虫を飼っていたそうです。
好きな浮世絵師の鈴木春信の絵にも虫かごが出てきます。
この竹製の虫かごいいですね。
骨董屋を探しましたが、見つかりません。ヤフオクで手にいれました。
これ↓
鳴き虫おすすめの図鑑
凄い量の虫です。写真も豊富ですぐに同定できます。
鳴き虫の採集本のおすすめはこれです。↓
やはり、年々数が減っているようであり、ポイント保護のため、メスは採らないようにすすめられていました。メスは鳴かないしね。
新規開拓は撃沈しましたので、鳴き虫採集に切り替えました。
秋の夜長、虫の声を聴きましょう。
できれば、王者であるクツワムシが欲しいです。(うるさいけど)
夜間採集が簡単ですが、あえて昼間採集に挑戦しました。
2016年10月15日 晴れ、くもりのち小雨 気温20度
こういった葛の葉が群生しているところを網でたたきながら、歩きます。
お、早くも、幼体が。
さらにすすむと・・・カヤキリ
たくさんいた↓
お、ツユムシ系だ。今夜はこの音色を聴こうかな。
そして、ついに現れました!
王者が!!
クツワムシ!!
ゲットです!
よく見ると、タイワンクツワムシですね。何匹かいました。
普通のクツワムシ
数匹持ち帰る。
別の竹籠に入れる。
↓このツユムシは、江戸時代?の竹籠に。
電気を消すと、午後7時ぐらいより、鳴き出す。
ツユムシがおとなしくて、良い音色。
一方、クツワムシは?
「ガチャガチャ」と大音量です(笑)
油の切れた、機械音みたいで、個人的には好きですね。
たぶん、寝れると思います(笑)
最後までありがとうございました。
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