131130 131204 JUDOU MEMORIES
2015-01-31
こんばんは。
いつもありがとうございます。
本日のレコード
さて、2013年の再アップです。
(2013年11月30日投稿分)
新規開拓中、マイポイントが近くにあったので、寄ってみました。
5年前に見つけたポイントで、クヌギの大木群があり、毎年オオヒラタが採れていたポイントです。
錯覚かもしれませんが、オオクワらしき個体も見たことがあるポイントです。
ガーン!!!大ショック!!
数本、チェーンソーで切られています!
なぜなんでしょう?このペースでいけば、すべて切られれてしまします。
地主さんの意向なんでしょうか?
あわてて、いつもお世話になっていた木を探します。その木は8mと10mに樹洞があり、のぞくのに苦労していた木です。
ガーン!やっぱり切り倒されています。
せめて最後に、8m樹洞を見たい。
↓ありました。倒されているので、しゃがむだけで見れます。
10m樹洞も、ありました。↓苦労せずに見れます。
いろんな思い出ありがとう!
この木の上で、長時間格闘したこともありました。
70upヒラタの懐かしい思い出がよみがえります。悲しすぎます。
地主さんに交渉して、この洞だけ、切って持ち帰り、家に飾ろう(笑)
残念、地主さんは、お留守でした(泣)。
(2013年12月4日投稿分)
前回の記事で書いた、切り倒されたクヌギの大木の、高所のウロを頂いてきました。
やはり、農地拡張のため切り倒したそうですが、それにしてももったいない。
これです。↓
長さ50cm、直径は太いところで、35cmくらい。重さは、20kg以上と思われます。
比較でおいたフラッシュライトが、13cmですから、かなり大きいウロです。
このウロはとても複雑で、奥でいくつもの道に分かれています。
採集するときも、奥に入られたら終わりでした。↓
このウロは、下にも伸びており、下の切り口には穴が開いています。
この洞をいただいた目的は、思い出の洞であることと、いずれこれでライブ標本を作りたいと思ったからです。
そして、もう一つの目的として、スーパーサプライズを期待したためです。
そのサプライズは、越冬オオが隠れているかもしれないというものです(笑)。
果たしていかに?
ケースにいれ、洞に、無水アルコールを注いでいきます。
しばらくすると、樹液臭がプーンとしてきて、なんとも心地よい香りとなりました。
その後いろんな虫が這い出てきました。
まずは、入り口周辺に巣を作っていた、ボクトウガの幼虫が多数出てきました。
続いて、ヨツボシケシキスイ、サシガメ、クモ、ハサミムシ、ゴキブリ、ムカデも多数出てきました。
果たして、越冬オオは?? いくら待っても出てきません。名前の分からない虫ばかり出てきます。
残念でした。
オオどころか、クワの姿は一匹もみれませんでした。切り倒されたときに脱出したのかな。
この洞のかつての勇姿を紹介します! 思い出深い洞。
これです。↓
右上の8m高所にある洞です。樹液垂れ流しです。
アップにしますと・・。↓ スズメバチ!
別の日 ドルクス?
洞は、ななめ下を向いており、足場もないため、採集は、超難関でした。
脚立は、5mしか届かないため、その後は、木を足ではさみながら、ゆっくり上っていきます。
クライミング用のハーネス、ロープ、カラビナを必要としました。
根元はこんな感じで、ここにもよくクワガタが入っていました。
洞を横からみた感じです。樹液垂れ流しです。↓
この洞で採集した印象深いクワガタ達を一部紹介します。
① 2008年6月5日 66up
8mの高所で30分以上格闘しました。かっこいい個体です。
② 2010年6月18日 70up
この個体も長時間格闘しました。途中で脚立が倒れ、降りれなくなりあせった思い出があります。
③ 2012年6月20日 68up
このノコギリが洞に入っていました。洞ノコです。
④ 2013年6月3日 67up
この洞で採集した最後の個体となります(泣)。
ほんといろんな思い出がよみがえります。
標本をみて、思い出にひたりますが、今後は、この洞をみて思い出にひたりたいと思います。
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HAI ZUIDOU
2015-01-26
こんばんは。
いつもありがとうございます。
今日は、採集や、新規開拓を数倍楽しむ方法をお伝えします(笑)
私は、廃校、廃村、廃道、廃橋など、廃のつくものが好きです。
退廃美が美しいですし、当時の人の文化に思いをはせることが楽しいです。
新規開拓をしていて、廃道を見つけたり、逆に廃校を探していて、凄いポイントを発見したりします。
つまり、廃を趣味にしていると、新規開拓が2倍にも、3倍にも楽しくなるのです。
お勧めですよ(笑)
これまでもそうした記事(あまり大した記事ではありませんが)を書いてきました。下記。
廃道探究者(オブローダーという)にとって、そのクライマックスは何でしょうか?
それは、もちろん、廃隧道(はいずいどう)です。使われなくなったトンネルのことです。
廃隧道・・・・
この言葉を聞くと、ワクワクし、心が震えあがります。
ゲバゲバさん、ダンジリさんもそうですよね?(笑)
ゲバゲバさん、ダンジリさんの師匠さんである、nagajisさんの著書が大好きです。↓
まさにnagajisさんは、廃道界のカリスマですね。私の愛読書です。
DVD動画を見たい方は、下記がお勧めです。↓
廃道3部作、クエスト、ビヨンド、レガシイ。
臨場感たっぷりです。
映画を見たい方は、下記です。
3部作とたぶる部分がありますが、未公開も含まれ、何より、ブルーレイですので、廃隧道の空気感がひしひしと伝わってきます。感動ものです。
上記の動画、映画では、新規開拓をする、我々クワ馬鹿と同じことをやっています。
オブローダーのヨッキれんさんとトリさん(女性)が登場します。
彼らは、藪漕ぎは当たり前、しんどい場所もどんどん突き進む!!もう凄すぎます!!
一番凄いのは、やはり、廃隧道探索ですね。
真っ暗な隧道を突き進みます。
コウモリは乱舞し、地面は水や泥や、落ち葉で埋まっています。
しかも、普段は、単独1人で、廃隧道に入るというから、凄すぎます。
これを見ると、私の新規開拓なんて、お子ちゃまレベルだと痛感しますね。
新規開拓の意欲がさらに湧いてきます!
これを見て、開拓魂を高めてくださいね♪
ぜひ、クワ馬鹿の皆さんも、オブローダーになってみてください。
新規開拓が数倍、いや数十倍楽しくなりますよ。
注:危険個所が多いので、くれぐれも自己責任で。廃道で倒れても、だれも通りかかりません。
さて、せっかくなので、私の家から近い、廃隧道を紹介します。しょぼいですが、とてもお気に入りです。
国道の廃道を突き進みます↓この廃な感じがたまらなくいいですね。
そして、着きました。↓この標識もいいですね。
↓隧道の扁額を見ると、昭和4年6月に造られています。もはやだれも通りません。
↓この感じが、たまりません。ワクワクしますね。
洞マニアであれば、廃隧道もきっと好きになるはずです(笑)
中に歩いて、入っていきます。
どんどん突き進むと、壁の構造が変わってきます。
そして真ん中にきて、涼みます(笑)。
そうです!廃隧道を見つけたら、次のように楽しみましょう(自己責任で)。
① 夏場、採集の途中で休憩場所にする。
② 夜間採集の、恐怖感克服のために利用する。
① に関しては、隧道内は、とても涼しく、ひんやりして気持ちいいです。クーラーとなっています。ぜひ休憩に利用したいですね。
② に関しては、隧道内に入るためには、まず闇に対する恐怖を克服する必要があります。
夜の廃隧道は、めちゃくちゃ怖いです。
闇というより、音が反響するからです。自分が出す音、風などが出す音が、隧道内で反響しまくって、異様な音に聞こえるのです。
物凄い恐怖ですが、それを克服すると、夜間採集は何でもなくお気楽な採集になります。採集中変な音が聞こえても動じなくなります(笑)
この廃隧道はこれまで何度も利用しました。夜間採集も平気です♪
実は、隧道の先に、次のようなポイントがあったからです。↓クヌギ
ここで採れた最大個体は、↓ です。
現在は、このポイントは折れてなくなりました。残念です(泣)。
また道自体も、崩落し、寸断されてしまい、現在は、通行できなくなりました。
オブローダーなら、寸断されても関係なく、突き進むのでしょうね。
以上が、新規開拓、採集を数倍楽しむ方法でした(笑)
ぜひ、自己責任で、楽しんでください♪
★おまけ:廃橋も近くにあります
↓あれです。
ズームすると・・・
橋の上に行ってみることに・・・
国道の廃道を行きます。↓
橋の上は、こんな感じ。↓土が堆積していました。
終わり。