160315 HAIZUIDO
2016-03-16
こんばんは。
前回記事にナイスポチありがとうございます。
いつもありがとうございます。
ゲバゲバさんの記事を読んでいると、無性に廃隧道を見に行きたくなりました。
廃隧道・・使われなくなったトンネル、これほど魅力的な響き、空間はあるでしょうか(笑)
廃道を散策し、その頂点にあるのが、廃隧道です。廃隧道に山奥で出会うとき、
言い尽くし得ない感動に満たされます(笑)
まさに廃道界の王様ですね。
新規開拓がてら行ってきました。
私がもっとも気に入っている廃隧道は、↓コレです。道路沿いですが。
明治24年に着工し、明治25年に完成しています。
県内初の道路隧道
扁額はお気に入り
明治25年
そう、この隧道の凄いところは、煉瓦が使用されているところ。
大阪の堺から、良質の煉瓦を取り寄せ、作られた。
アーチ部には、長手積みの手法が採用されている。当時最先端の土木技術である。
隧道の真ん中に来た。
反対側に出る。
さて、2つめの廃隧道
扁額は木に覆われている。
テクテク歩いていく。
下は未舗装
真ん中に来た。
反対側に出る。
隧道の横には、旧道があることが多い。
あった!
旧道を歩き、樹液木を開拓してみる。
かなり、歩いたが、樹液木は、まったくなし。
こんな木ぐらい ↓
開拓は撃沈でしたが、廃隧道見れて良かったです。
ついでに廃校も見れました。↓
最後までありがとうございました。
2007年7月共同採集 WILD OOKUWA
150214 NEWPOINT10 NAZODESU
2015-02-14
こんばんは。
いつもありがとうございます。
今日の隧道(笑)
扁額は、右書き。
昭和5年竣工です。
この光景が好きです。↓
さて、本日も新規開拓に行ってきました。
2015年2月14日 晴れ 気温4度 新規開拓
藪なので、あまり気乗りしないですが、この先を突き進みます。↓
ニレの大木。ツタが異常にからまっています。
隙間、洞多数あり。
高所の洞が気になる。7mくらいところ。
面倒ですが、つたを使って、登ってみます。
ふー、到着。
2つデカい洞がありました。
1つ目は、25×5の洞を筆頭にいくつか逃げ道あり。↓左手でしっかり枝をつかまないと、洞がのぞけない。
とても深い洞。
もう1つは、これ↓
樹液みたいなのが、ダラダラ。なぜこの時期に、こんなに樹液が出ているのか、謎です。
のぞいてみると・・・・
黒い影が!・・・
ひっかき棒を差し込みます。
残念、マイマイ君でした。こんな高所に、なぜいるのか、謎です。
次の木。洞、樹液痕あり。
裏に回ると、実際に樹液が出ている・・・・
根元付近をみると・・・
コクワ!!
幹這いしています。寒い日なのになぜ? 謎です。
途中の山奥の畑で・・・不思議な物体に遭遇。
これは何だろう? 謎です(笑)。
こうした遺構は大好きです!
おそらく、橋の支柱ではないだろうか。でも旧道がないなあ。
気になる、気になる・・・(edge)
地元の人を探して聞いてみる。
あそこの人に聞いてみよう。↓
違った・・・・
夜に出会わなくて、ほんとに良かった(笑)
なぜ、かかしとしてではなく、ここに座っているのかは、謎です。
1人の80ぐらいのおばあちゃんに出会い、聞いてみました。
「あれは、私の祖母の時代に、トロッコ列車があって、その橋の一部が残ったものだ。トロッコ列車で、木を運んでいた。」
やっと謎がとけ、すっきりしました。
開拓は、様々な遺構に出会い、とても楽しいですね。
何気なく、クヌギの横を通り過ぎ、意味もなく、振り向きました。
すると、高所のボコボコの洞が・・・・。樹液痕あり。↓
なぜ振り向いたかは、謎です(笑)。
おそらく、洞が呼んだのでしょう。
今日は、謎が多い、新規開拓でした♪
HAI ZUIDOU
2015-01-26
こんばんは。
いつもありがとうございます。
今日は、採集や、新規開拓を数倍楽しむ方法をお伝えします(笑)
私は、廃校、廃村、廃道、廃橋など、廃のつくものが好きです。
退廃美が美しいですし、当時の人の文化に思いをはせることが楽しいです。
新規開拓をしていて、廃道を見つけたり、逆に廃校を探していて、凄いポイントを発見したりします。
つまり、廃を趣味にしていると、新規開拓が2倍にも、3倍にも楽しくなるのです。
お勧めですよ(笑)
これまでもそうした記事(あまり大した記事ではありませんが)を書いてきました。下記。
廃道探究者(オブローダーという)にとって、そのクライマックスは何でしょうか?
それは、もちろん、廃隧道(はいずいどう)です。使われなくなったトンネルのことです。
廃隧道・・・・
この言葉を聞くと、ワクワクし、心が震えあがります。
ゲバゲバさん、ダンジリさんもそうですよね?(笑)
ゲバゲバさん、ダンジリさんの師匠さんである、nagajisさんの著書が大好きです。↓
まさにnagajisさんは、廃道界のカリスマですね。私の愛読書です。
DVD動画を見たい方は、下記がお勧めです。↓
廃道3部作、クエスト、ビヨンド、レガシイ。
臨場感たっぷりです。
映画を見たい方は、下記です。
3部作とたぶる部分がありますが、未公開も含まれ、何より、ブルーレイですので、廃隧道の空気感がひしひしと伝わってきます。感動ものです。
上記の動画、映画では、新規開拓をする、我々クワ馬鹿と同じことをやっています。
オブローダーのヨッキれんさんとトリさん(女性)が登場します。
彼らは、藪漕ぎは当たり前、しんどい場所もどんどん突き進む!!もう凄すぎます!!
一番凄いのは、やはり、廃隧道探索ですね。
真っ暗な隧道を突き進みます。
コウモリは乱舞し、地面は水や泥や、落ち葉で埋まっています。
しかも、普段は、単独1人で、廃隧道に入るというから、凄すぎます。
これを見ると、私の新規開拓なんて、お子ちゃまレベルだと痛感しますね。
新規開拓の意欲がさらに湧いてきます!
これを見て、開拓魂を高めてくださいね♪
ぜひ、クワ馬鹿の皆さんも、オブローダーになってみてください。
新規開拓が数倍、いや数十倍楽しくなりますよ。
注:危険個所が多いので、くれぐれも自己責任で。廃道で倒れても、だれも通りかかりません。
さて、せっかくなので、私の家から近い、廃隧道を紹介します。しょぼいですが、とてもお気に入りです。
国道の廃道を突き進みます↓この廃な感じがたまらなくいいですね。
そして、着きました。↓この標識もいいですね。
↓隧道の扁額を見ると、昭和4年6月に造られています。もはやだれも通りません。
↓この感じが、たまりません。ワクワクしますね。
洞マニアであれば、廃隧道もきっと好きになるはずです(笑)
中に歩いて、入っていきます。
どんどん突き進むと、壁の構造が変わってきます。
そして真ん中にきて、涼みます(笑)。
そうです!廃隧道を見つけたら、次のように楽しみましょう(自己責任で)。
① 夏場、採集の途中で休憩場所にする。
② 夜間採集の、恐怖感克服のために利用する。
① に関しては、隧道内は、とても涼しく、ひんやりして気持ちいいです。クーラーとなっています。ぜひ休憩に利用したいですね。
② に関しては、隧道内に入るためには、まず闇に対する恐怖を克服する必要があります。
夜の廃隧道は、めちゃくちゃ怖いです。
闇というより、音が反響するからです。自分が出す音、風などが出す音が、隧道内で反響しまくって、異様な音に聞こえるのです。
物凄い恐怖ですが、それを克服すると、夜間採集は何でもなくお気楽な採集になります。採集中変な音が聞こえても動じなくなります(笑)
この廃隧道はこれまで何度も利用しました。夜間採集も平気です♪
実は、隧道の先に、次のようなポイントがあったからです。↓クヌギ
ここで採れた最大個体は、↓ です。
現在は、このポイントは折れてなくなりました。残念です(泣)。
また道自体も、崩落し、寸断されてしまい、現在は、通行できなくなりました。
オブローダーなら、寸断されても関係なく、突き進むのでしょうね。
以上が、新規開拓、採集を数倍楽しむ方法でした(笑)
ぜひ、自己責任で、楽しんでください♪
★おまけ:廃橋も近くにあります
↓あれです。
ズームすると・・・
橋の上に行ってみることに・・・
国道の廃道を行きます。↓
橋の上は、こんな感じ。↓土が堆積していました。
終わり。
SABUKAWA MURA
2014-11-05
こんばんは。
いつもありがとうございます。
寒くなってきましたね。
読書の秋ですね。今日読む本はこれですね(笑)↓
写真は少ないです。読み応えありますよ。
そして今宵のBGM↓
スペースエイジ、バチェラーパッドミュージックです。
さて、今日も、2013年のブログをリメイク再掲載いたします。
2013年10月15日投稿分です。
それでは、どうぞ。
こんばんは。10月15日の樹液?採集です。
私は、廃村、廃校、廃道などめぐるのが好きです。もちろん美しい自然や建物、景観も好きですが、これらは、なんとも言えない退廃美がありますね。
今日は、廃村に行ってみました。家族の反対もありましたが、温泉、おいしい食事をつけて合意となりました(汗)。
この廃村は山の頂上にあります。ここを選んだのは、後期に椎茸栽培を主業としていたからです。
山奥の林道をひたすら進み、高所にのぼっていきます。日本のマチュピチュといえば、竹田城跡ですが、この集落も、幻想的な高山地集落跡です(大げさ)。
集落へは、ガードレールのない未舗装の狭い道を、ひたすら上ります。1本道ですが、昔の人は、よくぞこの道を上って(おそらく徒歩)、集落を形成したのかと思うと、感動します。
途中、ノコちゃんがいました。この時期、クワの姿をみると、ホッとしますね。
●寒川村について。
「1878年には42世帯215人、1965年には50世帯211人が居住していたが、最末期の1989年2月には6世帯13人にまで激減し、平均年齢も70歳を超えた「限界集落」の状態であった。集落としては1989年に廃村となった。寒川天神社は慶長2年(1597年)創建と伝えられ、遅くともこの時期までに集落が形成されていたことが伺える。江戸時代には寒川村は肥後国球磨郡にある「米良荘」の1か村、寒川谷村(さぶかわだに)とされた。
1960年代以降、基幹産業であった林業・農業は壊滅的状況に陥り、1978年には寒川小・中学校が閉校した。自家用車を持つのは6世帯中2世帯のみで、日常の買い物や通院にも支障をきたしていた。その上、2キロメートル先にある水源や、集落と県道を結ぶ道路の管理もままならないなど、集落を維持することが著しく困難となった。
1986年11月24日に、寒川集落の住民5人が市側に集団移転の陳情書を提出した。これを受けて市側は寒川の麓にあたる「福王寺」地区を移転先に決定し、市営住宅を建設した。そして1989年3月に最後の住民6世帯13人が集団離村し、寒川の400年に及ぶ歴史に幕を下ろした。市側は移転の条件として、「かまどの破壊、畳を上げること」、すなわち、再び居住することが出来ない状態にすることを住民に求めたという。」
到着しました。多くの廃墟があります。学校や神社跡などもあります。人が住まなくなって20年ほどたっています。流石に、夜は、来たくない、といいますか、道が険しすぎて、来れないと思います。
こんな感じです。
コナラの大木がありました。近くで確認するも、樹液なし。
クヌギの大木が、数本あります。
近くで確認。立派な木です。高所にウロがありますが、登れません。
この奥の林も散策です。目ぼしい樹液木はありませんでした。
下山し、川沿いを散策しながら、以前見つけたポイントに到着。今シーズン一度もチェックしていません。樹液は、枯れていますね。もうこの時期いないのかな~。
一応高所のウロをチェック! 奥に大きな黒い影があり、上って行こうとします。
抑えて、抜き取ります。デカイ!!
63.51mm!
流石に、非常にすれていますが、幅広で、重量感ある個体です。
次の木も、樹液は、枯れています。一応、中を照らすと.........。
奥に、いました!いてくれると、何だかうれしくなりますね。
61.51mm
短歯型で、非常にカッコいい個体でした。
流石に、樹液は枯れ、クワの姿は少なくなりましたね。
最後はここで食事。おすすめですよ♪
終わり。